新たなインフルンサーの動き方?買うべきではない物をなぜ紹介!?

インフルンサーの方々のイメージはどの様なものでしょうか?
素敵な商品を教えてくれる人?憧れの人?すごい人?
インフルンサーよって様々ですがインフルンサーの多くがやっている事として
「商品紹介」というジャンルがあります。

インフルンサー自身が商品使用してレビューPRをするジャンルですが
商品の購入検討段階でレビュー動画を見て参考にする人も多いのではないでしょうか。

今まで商品の良さをPRすることをしてきたインフルンサー業界の中で
敢えて「オススメしない商品紹介」を制作するインフルンサーが増えてきているようです。

目次

de influenchigとは?

インフルエンサーのトレンドの流れはとても早く、様々な事が新しく生み出されていきます。
今回新たなトレンドがまた一つ誕生しました。

インフルンサーの語源である「influence 影響」を否定する意味で
「de-influencing デ・インフルエンシング」です。

従来インフルエンサー達はSNS上で商品の良いポイントやおすすめポイントをPRしてきましたが
デ・インフルエンシングではその逆で「買うべきでないもの」を伝えている点です。

2023年初め頃からTikTok上で海外インフルエンサーを中心に登場して
現時点では#deinfluencingのタグは1億回以上視聴されています。

悪い面を敢えてレビューする商品紹介投稿

なぜ否定的な動画が流行るようになったか

この新たなトレンドが生まれた背景には海外の美容系インフルエンサーが
あるマスカラ商品をレビュー投稿した際につけまつ毛を着用しており
本来のマスカラの効果を正しくPRしていないと一部から批判を受けました。

商業的なPR動画よりも実際に悪い点をレビューして正しい声を届けたいという人々が
レビュー依頼や金銭的な事柄を考える必要の無い「デ・インフルエンシング」のトレンドを
気に入っていった背景があります。

インフルエンサーの投稿には一般人とは大凡かけ離れた生活をしている事もあり
商品紹介をしている物を真似して買っても同じにはならないという意見も出ています。

レビューに対する反感や否定的な人々に受け入れられるように

危険性を抱えるデ・インフルエンシング

別の視点から正直なレビューをすることで信頼できる情報を得られることは
消費者にとっては非常に有益でもあります。
しかし否定的な言葉というのはとても扱いが難しいものでもあります。

競合商品の対策

競合している商品を否定することで自社のブランド製品に目を向けさせるようなやり方が
出て来ないとは保証がありません。
裏で企業とインフルエンサーが結託してしまえば防ぎようがなく、消費者の声で否定された企業が
逐一反論する余地は難しいと言えるでしょう。

訴訟問題

トレンドが成長していくと必ずといっても良いほどに注目をあびる為に過激行為をする人が出てくるのもまた然りです。
過激なレビューや行き過ぎて事実とは異なることを言う事で企業側から訴えられて裁判問題へ発展する危険性を抱えています。

企業側が新しいPR手法へ移行していく可能性

これまで企業商品の良い面を伝える側だったインフルエンサーが悪い面を伝えるようになった場合は
広告出稿先としてインフルエンサーを敬遠してしまう可能性も。
企業広告での収入はインフルエンサーにとって無視できない存在のためデ・インフルエンシングの
トレンド自体が消えていく可能性も考えられます。

負のイメージを上手く処理できるかがインフルエンサーの課題

まとめ

新しいインフルエンサーのトレンド「デ・インフルエンシング」
否定的な声を敢えてレビューすることで真実性の高いレビューを届ける内容ですが
今後このトレンドが消えるか、主流になるかは未知数です。

一般的になった良い面ばかりの商品紹介に飽きた人や否定的な人々に指示されトレンドになりつつある「デ・インフルエンシング」ですが否定的な事を全面にする事は企業からの反感や自身のイメージ保持をいかに上手く保っていくかなどインフルエンサー側の課題も多く残っています。

記事参考元:ハフポスト/「買うべきではないもの」を紹介する新トレンド「デ・インフルエンシング」がなぜ今人気なのか

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