運用型広告とは?

D2C事業者の方の共通のお悩みはサイトからの問い合わせや購入を増やしたい!と
常に考えられていますが、その様な時にインターネット広告は大いに役に立つ広告です。

数あるインターネット広告の中で主流となっている「運用型広告」は手軽に始められる一方で
専門性が高い為、効率的に運用が難しい場合も多いのが実情です。

広告代理店などに依頼すれば効率的に使うことは可能ですが
そもそも運用型広告がどの様なものか理解していないと手を出しづらい為
この記事を読んで頂ければ運用広告の「種類」や「仕組み」、「特徴」などが
分かるようになるため是非広告担当者や興味のある方は御覧ください。

目次

運用型広告とは?3つの特徴

運用型広告とは、広告主が専用の管理画面を通して予算や配信内容を常時変更可能で
広告運用の結果を常に確認しながら自由に配信できるインターネット広告です。

運用型広告の3つの特徴をご紹介します。

オークション形式と課金方式

運用型広告の特徴として広告枠の購入はオークション形式による入札制度が取られています。
広告枠に対して様々な課金方式(後述)で幾らまで払えるかによって落札が決まりますが
多くの広告掲載サイトでは独自のアルゴリズムを備えており、広告自体の質も判断される要素のため
場合によっては予算が高くても落札ができるわけではない点に注意が必要です。

課金方式は下記の種類があります。

・クリック課金
広告がクリックされた際に費用が発生する最もポピュラーな課金方式

・インプレッション課金
広告が表示された際に費用が発生、閲覧数など回数を重視する際に容易られる
課金方式

・視聴課金
動画が視聴された際に費用が発生、YouTubeなど動画サイトで使われる課金方式

・フォロー課金
SNSでフォロワーなどが追加された際に費用が発生する課金方式

・インストール課金
アプリがインストールされた際に費用が発生、スマートフォンの普及に伴い増えた課金方式

効果的なターゲティングが可能

運用型広告は細かなターゲティングができることが特徴の一つです。
インターネットの技術を活用してページ閲覧者の性別や特徴、地域、興味のあるジャンル、購入履歴など様々なデータを元に潜在層のユーザーに対して広告を表示できるようになっています。

効果計測が常時可能

管理画面があり、入札から効果測定まですべて一元管理できるのも特徴の一つです。
広告配信状況はリアルタイムで確認できるのはもちろん、反応の悪い広告をすぐに停止や
オークション状況の入札単価調整など可能なので状況に合わせた対応が可能となっています。

細かく予算設定からターゲティング、効果測定が可能

運用型広告のメリット・デメリット

次に運用型広告のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット:運用者次第で効果が伸ばせる

運用型広告は商品に合わせて細かなターゲティングが可能で
入札単価から課金単価まで細かく自由に決められるため予算を無駄なく活用することができます。

管理画面の設定が完了すれば、すぐに広告配信を始めることもできスピーディーに展開ができるので運用者次第で費用対効果が高められるメリットがあります。

運用型広告は主流のインターネット広告の為、やり方や運用情報なども
インターネット上で情報入手もしやすく、問題点なども解決しやすい点もメリットの一つです。

デメリット:運用者の力量が必要

運用型広告のデメリットはメリットで挙げたものの裏返しになります。
運用者の経験・知識などが求められるため、一から始める場合は思うような成果が出ない場合が多く
管理画面の使い方に不慣れだと金額設定や広告出稿のトラブルなどが発生する可能性があります。

初めて運用をする場合は代理店に依頼や経験のある人材を確保するなどして
事前に準備をしておく必要があります。

スピーディーに始められる運用型広告ですが、当然ながら効果を出すまでにはある程度の
時間と費用は掛かるため事前に予算など確保しておくことも重要となります。

経験と知識が求められるが、使いこなせば効率が良い

運用型広告の種類

運用型広告と言っても実際に広告出稿する種類は様々です。
種類によって特徴が異なるため自社が狙っているターゲットやマーケティングによって
選定することが重要となってきます。

リスティング広告

運用型広告でポピュラーな「リスティング広告」
ユーザーが検索したキーワードに応じて検索結果の上位表示されるため目立ちやすく
ユーザー自身が検索しているので積極的に情報収集や興味がある潜在層の可能性が高いため
商品購入に繋げて成果を出しやすい広告です。

最もポピュラーな広告であるため入札競争も激しく、費用なども高くなりやすい傾向があります。

画像引用元:Google広告

ディスプレイ広告

画像とテキストを組み合わせた「ディスプレイ広告」
多くのサイトで表示される事に加えて画像もあるため自社製品を知らないユーザーに
訴求したい場合などに効果的な広告です。

運用型広告では表示させるサイト、ユーザーの興味や閲覧履歴などから
細かなターゲティングも可能となっているためディスプレイ広告は相性が良いです。

画像引用元:Google広告

動画広告

動画を活用した「動画広告」
YouTubeの再生前・再生中に動画が挟み込まれたり、SNS上でも流れたりする広告で
写真やテキストと違い動画のため短い時間でも情報量が多く、ユーザーに短時間で
情報を届けることができる広告です。

単価が安めでかつ多くの人に視聴してもらいやすいため認知を広げたい場合などに有効な広告です。

SNS広告

SNS上に表示される「SNS広告」
各種SNSのタイムラインやフィードなどに配信される広告で
通常投稿に混じり表示されるため広告感が他よりも薄く興味を持ってもらいやすい特徴があります。

SNS広告の最大のメリットは「拡散力」です。面白い広告などはユーザーによる拡散で
いわゆるバズりが起きる可能性が他の広告よりも高く
うまくいけば費用対効果が非常に高くなる可能性も秘めています。

ユーザーが登録しているプロフィールを元により正確なターゲティングも可能となっています。

状況に合わせた広告出稿先の選定が重要

運用型広告とその他広告の違い

インターネットを活用した広告は運用型広告だけではなく、他の広告もあります。
運用型広告との違いも交えながらご紹介します。

予約型広告

予約型広告は別名「純広告」とも呼ばれ、運用型広告と違い
あらかじめ掲載場所、掲載期間、料金が決まっている点です。

各種サイトの一番目立つ場所や広告が固まっている場所に掲載されるようになっており
運用型広告と違い事前に期間が決まっているため途中で出稿取消しは不可で
効果計測も掲載期間が終わるまでわからないです。

予算はサイト規模によって事なりますが数十万~数百万と単価が高くなりやすい広告です。

インフルエンサー広告

SNSで活動しているインフルエンサーに商品やサービスなどを紹介してもらう広告手法です。

フォロワー数の多いインフルエンサーに依頼すれば拡散力が高く、一気に認知度を高めやすい
フォロワー数の少ないインフルエンサーは数を増やせば
口コミや信頼感UPさせるなどの活用方法もあります。

運用型広告と違い、インフルエンサーの選定、個別でのやり取り、契約など
実際に開始されるまで時間と手間が掛かりやすい点があります。

またインフルエンサーによって報酬形態は異なるためその都度打ち合わせが必須となります。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は別名「成果報酬型広告」
問い合わせや商品購入などCVが発生した際に費用が掛かる広告です。

運用型広告と違い費用は抑えやすいですが、アフィリエイターの人による成果の違いが大きく
予算を多く確保していてもうまく効果が出ない可能性もあります。

その点、運用型広告は予算さえ多くすれば成果を増やすことは容易となっています。

アフィリエイト広告も各アフィリエイターとの報酬は広告主が決めることができるため
金額にばらつきが出やすく、打ち合わせなど時間と手間がかかります。

予算や目的によってはその他のインターネット広告も活用を検討

運用型広告で成果を出すポイント

配信状況の確認・分析・調整を行う

運用型広告では管理画面で日々の情報を確認することが可能なので
日々確認しながら状況を見て金額調整をしていくことが重要です。

リスティング広告を出稿している場合は
「○○○は競合が多いが問い合わせも多いため予算を多めに設定」
「○○○は競合が少ないが問い合わせは多いため予算を低めに設定」
その状況に合わせた調整をしていくことでより効率的な効果を生み出していきます。

PDCAを回していく

運用型広告を始める最初はいきなり効率的な運用は難しいです。
狙ったターゲットへ適切なアクションを行えるようにするためにPDCAを設定して
改善していくことが重要となります。

SNS広告の例では20~30代の層をターゲットとしているが20代の反応は良いが30代の反応が悪い場合
・ターゲットを20代に絞る
・30代向けの広告を再構築する
この様な状況に合わせた改善を継続的にしていくことが重要です。

遷移先の改善

運用型広告は集客手段の一つの為、「運用型広告で効果が出る=購買になる」ではありません。
実際に商品やサービスを購入するLPやECサイトなどのクリエイティブも重要な要素となります。

遷移先のサイトが微妙では見た瞬間にユーザーの購買意欲やイメージが落ちやすくなり
離脱に繋がる危険性があるため、運用型広告の分析と合わせながらサイト自体の分析や改善も
合わせることが顧客化へ繋げる重要な要素となります。

運用型広告は持続的な運用が重要

まとめ

誰でも気軽に広告出稿ができる運用型広告
しかし実際の運用には経験や知識が求められる難しい広告となっています。

運用型広告の管理だけではなく、遷移先を含めた全体のクリエイティブなど
求められる手間は意外と多いのも事実です。

「運用型広告を始めたいけど不安・・・」「ノウハウがないから始められない」

そんな時は是非一度弊社ハイファイヴまでご相談ください!
ハイファイヴでは運用型広告を始めとしたインターネット広告はもちろん、オフライン広告
インフルエンサーマーケティングなど幅広い広告をお取り扱いしております。

予算の大小に関わらず認知・売上拡大のご支援をさせて頂きます。
相談は全て無料となっているので広告でお悩みの際は下記リンクからお気軽にお申し付け下さい。

ご連絡先はこちらをクリックしてください。
弊社ハイファイヴお問い合わせフォームに飛びます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。