インタースティシャル広告とは?分かりやすく解説

WEB広告には様々な種類がありますが今回はよく目にするけど名前が意外と知られていない
インタースティシャル広告について、分かりやすく解説していきますので是非御覧ください。

目次

インタースティシャル広告とは

インタースティシャル広告はWEBサイトやアプリなどを閲覧した時に
コンテンツを遮る様な形で表示される広告の事を指しています。

閲覧するユーザーに対して視認性が高く、アピールしやすい事から広告と相性が良い反面
コンテンツを遮る為、ユーザビリティを損ないやすく不信感を持たれやすい側面もあります。

画面の手前に表示される広告

インタースティシャル広告が活用される場面

インタースティシャル広告が出てくるタイミングは様々ありますが多くは
①WEBサイトを開いた時
②一定時間経過した時
③他ページへ遷移する時
④アプリゲームでクリアした時
以上の4パターンでインタースティシャル広告がよく使用されている場面です。

①WEBサイトを開いた時

ECサイトなどではセール情報やお買い得情報を表示させることで
事業者側がユーザーに閲覧させたいページへ飛ばす場合などに活用したり
会員登録を促す、新商品情報などもPRするために表示させています。

②一定時間経過した時

ページに一定時間残ったユーザーは内容に興味を持っている可能性が高い為
関連商品や情報を表示させて使用されています。

③他ページへ遷移するとき

ユーザーが離脱する瞬間に興味のある広告を出して関連商材などに誘導する際に使用されています。

④アプリゲームでクリアした時

ステージ制のカジュアルゲームなどに多く採用されており
クリア毎にインタースティシャル広告を表示させて閲覧することで報酬を貰えるようにして
広告閲覧を促すパターンが多いです。

目的場所誘導や関連商材PR、広告収益目的で活用されている

モバイルページでは要注意

インタースティシャルはコンテンツを遮る形の広告になるため画面領域が小さい
モバイルページでの評価が下がりやすい広告となっています。

2017年からGoogleではインタースティシャルを表示するモバイルページの評価を下げる
アルゴリズムを採用しており、対象となるのはコンテンツにアクセスしづらくなるほどの
過度なインタースティシャル広告が対象となっています。

Googleが公表しているコンテンツにアクセスしにくくなるパターンで
評価が下がる基準として下記が挙げられています。
ただしインタースティシャルが全てが悪い評価を受けるわけではなく
正しい使い方をすることで下がる事は無いようになっています。

評価が下がるパターン

  • ユーザーが検索結果からページに移動した直後やページを閲覧している最中に、メインのコンテンツを覆い隠すようにポップアップを表示する。

  • スタンドアロン インタースティシャルを表示して、それを閉じないとメインのコンテンツにアクセスできないようにする。

  • レイアウトを使用して、スクロールせずに見える範囲をスタンドアロン インタースティシャルのように見せかけ、メインのコンテンツをインライン化してスクロールしないと見えないようにする。

評価が下がらないパターン

  • 法的義務に応じてインタースティシャルを表示する(Cookie の使用、年齢確認など)
  • サイト内のコンテンツを一般公開(インデックス登録)できない場合にログイン ダイアログを表示する。たとえば、メールアドレスなどの個人的なコンテンツが含まれる、有料のコンテンツであるためインデックス登録できない、などの場合が考えられます。
  • 画面スペースから見て妥当な大きさで、簡単に閉じることのできるバナーを表示する。ここでいう妥当な大きさとは、たとえば Safari や Chrome に表示されるアプリ インストール バナー程度の大きさです。
画像及び内容引用元:Google公式記事
モバイルページでの活用はデメリットが大きい

デメリットが大きい

Googleの膨大な情報から信頼できる情報を纏めている「Think with Google」で掲載されている
PC及びスマートフォンの広告表示の良し悪しについての記事があります。

記事内ではインタースティシャル広告で表示される形式の殆どがユーザーから不評となっており
ページに再訪したり、共有しないというアンケート結果が出ています。

インタースティシャル広告は視認性が高いのでCVへ繋げやすいと思いますが
ユーザーの印象はかなり悪く、導入をしても結果としてユーザー離れや非CVになりやすいため
あまりおすすめ出来ない広告手法と言える結果となっています。

画像及び内容参考元:Think with Google/ What publishers need to know now about creating a better ad experience

インタースティシャル広告はユーザーから不評となっている

まとめ

インタースティシャル広告は視認性が高くユーザーへ情報を届けやすい反面
ユーザビリティを失いやすく、ユーザーからは不信感を持たれやすい広告となっています。

特にモバイル表示では評価が下がりやすく、ページ価値が下落してしまう恐れがあります。
ただしクッキーや年齢確認など正しい使い方の場合は悪影響はありません。

CVに繋げるために目立つインタースティシャル広告をしても結果として
非CVやユーザー離脱になってしまうと本末転倒になるため本当にインタースティシャル広告を
採用しても良いのか、モバイルに悪影響はないのか情報を知っておくことが重要となります。

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