現代人には欠かせないスマートフォン
起きている時はスマートフォンが手放せない人も
多いのではないでしょうか。
そんな常に携帯しているスマートフォンは
殆どの人が所有している必須ツールとなっており
スマートフォンに係わるトラブルも急増しています。
今回はスマートフォンで目にするうまい話の広告は
実は詐欺の可能性が高いお話です。
目次
スマートフォンの普及
スマートフォンの世帯保有率は総務省がデータを集計し始めた
2010年は9.7%と低い数値でしたが昨年2021年には
88.6%と爆発的な普及となっています。
多くの人が所有するようになったスマートフォンですが
利用者が増えるとトラブルも急増していくのは
どの物でも起きる流れです。
スマートフォンを使った詐欺や怪しい広告は
どの様なものがあるのか確認してみましょう。
実際の事例
スマートフォンで簡単月収○○○円
スマートフォンで簡単に稼げると広告を打ち出し
実際は数万円の作業マニュアルを購入させたり
高額な有料サポートプラント契約させる事を目的としていました。
実際には表記のような収益を得た実態はなく
サポートプランを支払えないユーザーに対して
契約金の一部を支払い免除する代わりに「返金に応じない事を同意」させる契約をさせていたなど違法行為を行っていました。
LINEを使った詐欺
LINE上の求人広告で「月○○円!空いた時間に稼げる」と掲載して
応募してみると実際は商品を購入させる手口
仕事にはある商品が必要でその商品を数万円で購入したが
いつまでも仕事依頼はなく、会社に連絡を取ろうとしたが
既に会社はなくなっており騙されてしまう事案
Twitterでの現金プレゼント
「口座情報を送る&フォローすれば抽選で100万円あげます」
「フォロー&リツイートしてくれた人に抽選でお金あげます」
「高額な入金がされている銀行口座でアピール」
上記のようなアカウントは非常に危険です。
主に目的は複数あり
①詐欺行為が目的
当選を連絡して振込手数料を搾取する方法
②個人情報取得が目的
振り込む為に個人情報を入力させる方法
③アカウント転売目的
フォロワー数を増やした状態で転売して利益を得る方法
④受け子にさせる目的
わざと高額金額を間違えて振込して
謝罪金として一部だけ渡して大半を再度振り込ませる方法
Twitterで現金プレゼントと大々的にアピールしている
アカウントは有象無象あるが非常に危険なアカウントと
言っても過言ではありません。
常に新しい詐欺行為が生まれ続けている
Twitterは危険場所と認識すべし
前述した④の受け子にさせる目的について
もう少し詳しく記載したいと思います。
既に動きはフロー化されており
お金を配る事が目的ではなく、最終的にオレオレ詐欺などで
違法に得たお金をマネーロンダリングをして
最終的に自分の手元へ運ぶ動きとなっています。
騙されないために
詐欺において一番悪いのは実行犯です。
しかし時には知らない内に自分が犯罪の片棒を
担いでしまう事もあります。
詐欺被害に遭わない為に、詐欺行為に加担しないために
確認すべき事を理解しておくだけで防ぎやすくなります。
情報発信元を確認
SNSなどは公式な企業によるキャンペーンなのか
運営会社はどこなのか、個人の場合は著名人で信頼できる人物なのか発信元を必ず確認しましょう。
怪しい企業の場合はネット上にも詐欺報告など挙がっているため
まずは検索などで情報収集が第一です。
美味しい宣伝文句は信じない
「絶対儲かる」「誰でも高収入」「お金あげます」
過剰な宣伝文句は100%詐欺と考えて問題ありません。
そもそも絶対儲かる仕事はこの世に存在しません。
美味しい宣伝文句は詐欺行為の基本です。
初期投資を求められる場合は注意
初期投資の金額は本当に相場と合致していますか?
そもそも無料で案内されていたはずなのに
先に支払いを求められる時点でおかしいと気づける事が大切です。
まとめ
スマートフォンの爆発的な普及に伴い
スマートフォンでよく使うツールなどで詐欺広告や
違法行為に巻き込まれる事件も多く発生しています。
知らないでは済まされない行為もあるため
美味しい話を簡単に信じ込まない事が重要です。
自衛手段として情報元を確認する、契約内容を確認するなど
自分自身が意識を持っておかないと知らない内に
犯罪者になってしまうため気をつけましょう。