ECサイトの種類

2000年代にインターネットが急速に普及して早20年あまり
インターネット黎明期ではオンラインショッピングなんて
殆どの人が使うことのないコンテンツでした。

ですが現在においてはインターネットショッピングは
老若男女問わず多くの人に利用されるようになりました。

本日はそんな急成長を遂げたECサイトについてのお話です。

目次

ECサイトとは

ECサイトの「EC」はEC(Electronic Commerce=電子商取引)の略称でインターネット上で商品を販売するウェブサイトを意味します。
他の呼び方には「Eコマース」「ネットショップ」などとも呼ばれており、どれもPCやスマートフォンでインターネット上から商品を販売、購入が可能となっています。

ECサイトには様々なサイトがありますが大きく分けて2種類の型に分けられます。それが「ショッピングモール型」と「自社サイト型」です。

大手通販サイトのAmazonや楽天、ヤフーショッピングなどは「ショッピングモール型」に分類されます。

ショッピングモール型

複数の販売業者が一つのサイトに集まり様々な種類の商品を販売しているサイトになります。

メリット
①ECサイト運営者が集客やマーケティングを担ってくれる
②商品ジャンルや品数が多い為、サイト来客数が多い
デメリット
①出店出品などに費用がかかり利益が減少する
②独自値引きなど自社判断で価格調整が難しい

自社サイト型

自社企業が独自で運営しているサイトで取り扱い商品は自社製品を販売しているサイトになります。

メリット
①自社で価格を決め利益調整が可能
②独自で施策を打ち出せる
デメリット
①集客力は自社依存になる
②初期準備(サイト開設 システム構築 システム運営等)が大変

ECサイトの大手はショッピングモール型

日本国内のEC市場規模

経済産業省から2022年8月に発表された電子商取引に関する市場調査の結果において21年度の市場規模は20兆円超えと僅か8年前の2013年と比べると80%以上もの成長率を叩き出しています。

グラフの通りに年々EC市場規模は拡大しており、今後も市場規模は増加傾向と予測されています。

引用:令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)

EC市場は国内で伸びゆく市場と予測される

ECサイトの種類

単独型ECサイト

自社製品を販売するために独自でサイトを用意したサイトです。
上記した特徴の他にも顧客情報を掴みやすく、キャンペーン案内やターゲットマーケティングなど情報を有用に活用しやすい特徴があります。
ただしサイト構築には様々なパターンがあり
「フルスクラッチ」「パッケージ」「オープンソース」「クラウド」「ASP」などの特徴やコストなどが大きく異なっており自社が何を求めているか、予算はどれぐらいかが重要となります。

BtoB型ECサイト

企業間取引であるBtoB商材を取り扱うECサイトです。
企業同士の取引のため、動く金額や規模も大きくなりやすく
新規顧客獲得をしやすい特徴があります。
通常のECサイトと異なる点は契約者のみ閲覧できるようにIDやパスワードで閲覧制限をしていたり、取引価格が卸値など一般消費者や非関係者は購入が出来ないようなクローズ型が一般的となっています。

オムニチャンネル型ECサイト

オムニチャンネルとは様々な販売経路(チャンネル)を持ち
それらを統合、活用して販売をしているECサイトです。
インターネット上だけではなく、実店舗やSNS、カタログなど連携を取りながら一元管理することでECサイトや他のサイトの区別を意識することなく購入が可能になっています。

大手スーパーのイオンなど実店舗の買い物はもちろん
ネットスーパーやSNS上での販売販促など行い
大きい販売経路を獲得しています。

ショッピングモール型ECサイト

一つのサイトに複数のECショップを構築しているECサイトです。
上記の楽天などECサイト運営のみの会社もあれば
自社ブランドを多数抱えている会社で自社ECサイト内において
複数のEC店舗を構えることで各ブランドや会社の顧客を行き来して
相乗効果で売上を高める事が可能になります。

越境型ECサイト

従来のECサイト型では国内需要の為に作られているサイトですが
越境型では外国市場へ向けたECサイトです。

国内外問わず販路を広げる事が可能になるため
売上も高めやすくなりますが、その為に言語や決済方法、海外発送など他ECサイトよりも対応や準備が必要となります。

どの様な展開をするかによって異なるECサイト

ECサイトの機能

ECサイトを構築するには主に6つの機能が必要で
6つを活用することでECサイトとして運用が可能になります。

商品系機能

商品情報の登録や編集
販売可能商品の在庫管理などを正しく把握できる機能

会員系機能

ECサイトで購入するために会員登録や顧客情報管理
問い合わせフォーラムの設置
顧客にメールなどによる連絡機能

注文系機能

注文を受けた際に情報を正しく管理
決済方法の用意
出荷先情報管理

デザイン系機能

ECサイトのデザイン構築を行える機能
キャンペーン時など特設ページやバナーなど

販促系機能

販売促進時にキャンペーン実施でコード発行やクーポン発行など
レコメンド機能も重要

分析系機能

どんな人が来訪しているか、どんな商品を購入したか
外部ツールであるGoogle Analyticsなどでも代用が可能

どれかが欠けてもECの力を発揮できない

ご検討中の企業様へ

ECサイトは従来の店舗を構えて販売よりも遥かに費用を抑え
集客 販売 顧客化に繋げやすくなっています。
取り扱う商材は多種多様で大企業から中小企業、個人事業主など
様々な業態で使用されておりターゲットも様々です。

自社ECサイトを持つことで今まで入手しずらかった顧客情報や
利益率をあげることが容易になるため、多くの企業ではECサイトを構築、運営することが売上UPに繋げる重要なコンテンツとなっています。

ECサイトは構築して終わりではなく、その後の運用やマーケティングなど多様な知識などが必要なので1人でやっていくのは限界があります。
弊社ハイファイヴではそんなECサイトの集客やマーケティングなど
お悩みの企業様のサポートをさせていただいております。

ECサイトの商材の認知拡大、売上拡大、マーケティング拡大など
様々なお悩みをお持ちの企業様などお気軽に下記問い合わせフォームからご連絡をお待ちしております。

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